Cowboy Bebop: 1st Session (カウボーイビバップ #1)
作品データ リージョン:1 制作: Bandai Entertainment 映像仕様: 4:3 音声仕様: Dolby Digital Stereo (Japanese), Dolby Digital Stereo (English) 作品時間: 125分 画面比率: 1.33:1 CC: No 字幕: English
西暦2071年、太陽系の各惑星は、位相差空間を開く一種のワープゲートで結ばれていた。このゲートから位相差空間を通ることで、人類は太陽系内の移動時間を大幅に短縮することを可能にしたのだ。人類は金星や火星から、木星、土星にまで活動範囲を広げる一方、ゲート開発中の事故で地球は荒廃し、他の惑星も人種や文化の入り乱れた混沌とした世界となった。 スパイクとジェットは、宇宙空間を「ビバップ号」で飛び回り、犯罪者の首を狙う賞金稼ぎ=バウンティ・ハンター。そこに謎の女性フェイ、天才ハッカーのエド、謎の犬アインが迷い込んで・・・。日本のTVアニメシリーズ「カウボーイ・ビバップ」全26話を米国版DVDでは6巻に収録。日本での放送にあたっては、TVの暴力シーンに対する世間の批判を背景に、テレビ東京が全26話のエピソードのうちの半数ほどを画像に修正を加えた形で放送するという異例の事態となった。(その後、WOWWOWでは全26話が放送された)特に目立った激しい暴力シーンはないが、どちらかというと大人の雰囲気のアニメ作品である。まず印象的なのは、菅野よう子が担当し、シートベルツというバンドらが演奏している音楽。オープニング"Tank!"はブラス・ジャズ、エンディング・テーマは しっとりしたブルーズ・ナンバー"The Real Folk Blues"で、どちらもその衝撃的なサウンドに魅了される。緻密に書かれたシナリオは、エピソードが進むにつれて登場人物たちの過去が明らかにされ、ベースになっているストーリーが次第に展開していく凝った構成で、最終巻を観る頃には期待は最高頂に達する。登場人物は、一見、他人に関心がなく刹那的に生きているかに思えるが、実は広大な宇宙空間を漂う孤独で優しい人間たちである。人間の優しさが宇宙に息づくドラマをより深いものにしている。画質・音質は、米国版ジャパニメーションの中でトップと言っても過言ではないクオリティ。画像はシャープで発色に優れ、ノイズも一切なし。音質もクリアーで全く問題ない。DVDクオリティに関しては文句のつけようがなく、満足いくこと間違いなし。日本国内版としばしばその価格差で比較される当シリーズだが、日本国内版のセッション#0に収録されていたインタビューなどの特別映像が、米国版では各巻に分割して収められている(下記参照)。日本語音声、英語音声、英語字幕あり。字幕はON/OFF切替可能なので全く違和感なく楽しめる。但しリージョン1限定なので要注意。1st Session:Session #1-5<特典>"Tank!"ミュージッククリップ/キャラクター紹介/予告編/クレジット。 2nd Session:Session #6-10 <特典> サンライズスタッフ、河森正治(SF設定)、渡辺信一郎(監督)インタビュー/予告編/クレジット。 3rd Session:Session #11-14 <特典> 信本敬子(シリーズ構成)、菅野よう子(音楽)、山寺宏一(スパイク)、林原めぐみ(フェイ)、石塚運昇(ジェット)、多田葵(エド)インタビュー/予告編/クレジット。 4th Session:Session #15-18 <特典> "Tank!" DJ リミックスミュージッククリップ/予告編/クレジット。 5th Session:Session #19-22 <特典> "The Real Folk Blues" エンディングクリップ/予告編/クレジット。 6th Session:Session #23-26 <特典>イメージギャラリー/予告編/クレジット/隠しコマンド(Easter Eggs参照)。
2001/02/21
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