|
|
|
|
|
|
ワンポイントコメント |
|
|
|
|
|
舞台はオーストラリアの犯罪都市メルボルン。麻薬中毒の母親を亡くした17歳の少年ジェイ(ジェームズ・フレッチェヴィル)は、祖母(ジャッキー・ウィーヴァー)とその三人息子の家に引き取られる。長男のアンドリュー(ベン・メンデルソン)は逃走中の強盗犯、次男のクレイグ(サリヴァン・ステイプルトン)はドラッグ・ディーラー、三男のダレン(ルーク・フォード)は兄達の手下という犯罪者一家だった。警察から常にマークされ何かと問題が絶えないこの一家をゴッドマザー役の祖母が仕切っていたが、ある時、アンドリューの相棒が警官に射殺されたことで状況は一変する。ジェイは復讐を誓う兄弟たちと警察との暗闘に巻き込まれてゆく一方、誠実なレキー刑事(ガイ・ピアース)に身の安全を保証する代わりに捜査に協力するよう求められるのだが…。 オーストラリアらしい粗野な空気と行間を読ませる演出に引き込まれてゆく、これまでとは一味違った見応えある犯罪ドラマ。2010年のサンダンス映画祭ではワールド・シネマ審査員賞を受賞、本国では各賞総なめで高く評価された一本。監督は本作が初の長編作品となるディビット・マイゴッド。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|