DVD Fantasium
米国版DVDオンラインショップ Shopping CartWish ListLog InAccount InfoContactHome
  Genre Search Genre Search Price Down Special Sale Romors  
     
 
 

 

   
       
     

最終回:これからの米国盤DVD


 いよいよ今回で最終回の米国盤裏話。

 これまでに掲載したお話の中には、流通の問題や情報の不正確さなど、アメリカのDVD業界が抱える問題点や今後の課題といった内容が多く含まれていました。そういった事情は、DVDが登場したての頃から比べると、少しずつではありますが改善も見られています。商品に関する正確な情報が増え、メーカーの対応やディーラーのサービスもより良くなってきています。DVDソフト自体のクオリティは技術の進歩と共に驚くほどに向上し、シャープで美しい映像と迫力の音響空間が実現しています。リリース数も増加の一途で、DVD Fantasium のオープン当時(2000年4月)は、ウェブサイトに掲載のタイトル数は3,000ほどでしたが、2003年末の時点で既に2万タイトルを越えています。新しい作品はもちろん、古い名作がレストアされ、DVDで見事に蘇って手軽に楽しめる時代になりました。

 主なハリウッド作品は既に出揃ってしまった感がありますが、今後、米国盤DVDの中で注目していきたい点として、まず、ANIME作品の拡大があります。タイトル数の増加はもちろん、これまでANIMEではあまりなかったリマスター版での再発売や廉価版のリリースにも期待したいところです。そして、急速に増えているマイナー・スタジオ。インディ系や、映画配給からは完全に独立したDVDメーカーのことですが、隠れた名作を扱っているうえにリージョンオールでのリリースが多く、コレクターやコアなファンは、今やマイナー・スタジオの新作を待ち焦がれています。また、米国盤は映像がオリジナル比率の「ワイドスクリーン版」と、TVサイズにトリミングした「フルフレーム版」(フルスクリーン版、Pan & Scan 版とも呼ばれます)が別々にリリースされる場合がありますので、特にTVサイズを求めるファンには好評となっています。

 まだまだ課題もありますが、クオリティに優れ、タイトル数が豊富でバラエティに溢れる米国盤DVD。今後の発展もとても楽しみですね。


 


     
       


お問い合わせは support@fantasium.com 、またはこちらからご連絡ください。