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ワンポイントコメント |
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「フレンチ・コネクション」のウイリアム・フリードキン監督が、トミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デル・トロを迎え、二人の男の壮絶な死闘を描いた作品。オレゴン山中で連続殺人事件が発生する。犯人は、コソボ紛争の過酷な戦闘で人格を破壊された元米軍特殊部隊のアーロン・ハラムだった。FBIがアーロン追跡を依頼したのは、かつて彼にサバイバル術を教えた教官のL・T。わずかな足跡だけで標的を追い詰めるプロの「トラッカー」であるL・Tは、恐るべき執念でアーロンを追うが、彼は人間の限界をも超えた逃走を続けるのだった・・。ストーリーはシンプルで設定も全く練られていないが、拳銃に頼らない体力と知力の追跡劇だけで最後まで押しまくる快作。特殊技術を排除した、フリードキンらしい骨太の演出がみどころだ。 |
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