|
 |
 |
 |
 |
 |
ワンポイントコメント |
 |
 |
 |
 |
 |
世の中は、嘘や矛盾でいっぱいだ。思春期の頃、誰も一度は通るこの言葉を今こそ見直したい。「紅」の魅力の一部はそんなところに秘められている。 少年は高校生で揉め事処理屋。暗い生い立ち故に、愛想笑いで身を守り、普通に憧れている。が同時に、そんな自身と葛藤している。信じて埋め込んだ強さの象徴…それは本当の力なのか。 少女は特異な大財閥の娘。運命を呪うことも、外の世界も知らない少女の瞳は実に真っ直ぐでおそれを知らない。素直さ故に表出する彼女なりの正義…それは運命への反抗なのか。 そして、少年と少女は出会った。 少女は云う「子供だからといってバカにするな!」 少年は想う「バカは俺のほうだ…」 子供と大人、女と男、二人はどうお互いを鏡見るのだろう。
全12話収録のコンプリート・コレクション。 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
|
 |
|