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1970年代、「The Gong Show」などいくつものバラエティヒット番組を生み出したTVプロデューサー、チャック・バリスの衝撃的な自伝を基に、「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマンが脚本を書き、ジョージ・クルーニーが初の監督に挑んだ意欲作。「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグによるプロデュース。
TV界での活躍を夢見つつ、なかなか自分の企画が認められないチャック(サム・ロックウェル)は、ある日、謎の男ジム(ジョージ・クルーニー)からCIA工作員への誘いを受ける・・・。奇想天外なストーリーはチャーリー・カウフマンの得意とするところ。「グリーンマイル」「チャーリーズ・エンジェル」での名脇役は記憶に新しいサム・ロックウェルが、今回の演技でもとてもいい味を出している。斬新なカットや構成には、クルーニーの映画人としての才能が伺える。
特別収録の舞台裏映像は、誰もが持たずにいられない「これってホントの話?」という疑問に出演者がそれぞれ答えるインタビューから始まる。ドリュー・バリモアがこの役を得るために企画当初から熱心に売り込んでいたことや、ジュリア・ロバーツがノーギャラで出演したいきさつも語られている。クルーニーがTVでのキャリアを生かしたカメラワークが解説されている部分も非常に興味深い。ほかにはコメンタリー、カットシーン、サム・ロックウェルのスクリーン・テスト、チャック・バリスのドキュメンタリー、「The Gong Show」のシーンからのカット、ミラマックス作品予告編を収録。 |
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