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ワンポイントコメント |
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サンダンス映画祭ドラマ部門審査員グランプリ作品。
舞台はアメリカ南西部ルイジアナ州デルタ地帯にあるバイユー・コミュニティ、バスタブ島。時代はハリケーン・カトリーナ以降。主人公は病気の父親と暮らす6歳の少女、ハッシュパピー。 バスタブ島は海沿いで海抜の低い地域にあり、浸水の危険と隣り合わせの生活だ。小さなコミュニティでは人々は特に働く様子もなく、家畜を飼い、魚介類を捕っては食べ、スラム街のバラックのような所で現代社会とかけ離れた生活を送っている。 ある時、巨大ストームが彼らを襲う。家を捨てて避難した者もいるが、バスタブ島に留まったハッシュパピーの家は水没したため水上を漂うことになる。そして強制避難地域だとして行政府から退去を求められる…。
父親の死を恐れ、いなくなった母親の影を追いながらも自分の弱さと向き合い、バスタブ島で生き続けることを選んでゆく6歳の女の子のたくましい姿を、ファンタジックに描く。 |
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