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ワンポイントコメント |
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吉本直紀監督によるインディペンデントのサイレントシネマ。
白昼夢シンドロームが社会に蔓延していた。 オカルトマニアの青年と付き合う少女は、度重なる発作の中、 自分が太古のヴァンパイアの血をひくことなど知らずのうちに、 幻想の中、ヴァンパイアの館へと引き込まれる。
少女の来訪を待ち詫びている老吸血鬼と老鬼女。 やがて少女の意識の奥底で、遠い昔の鬼の血が覚醒し始める。
少女を追い、自分も吸血の一族に加わる事を懇願する青年。 だが彼の命は図らずも鬼の餌食となる。 鈍く光る太陽と押し寄せる闇の中で、呪われた宿命を負った少女が、 他者の「吸血」と自らの死の狭間で苦悩する。 |
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