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ワンポイントコメント |
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<あらすじ> ソ連から一隻の戦略潜水艦・レッド・オクトーバーが出港した。核ミサイルを塔載し、キャタピラー・システムにより、ソナーでも探知することのできない最新鋭原子力潜水艦だ。そのレッド・オクトーバーが航海中に突然姿を消した。不振な潜水艦の行動をいち早く知ったCIAアナリストのジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)は、即座に調査を開始。一方、ソ連軍は太平洋に大規模な艦隊を展開する。緊迫するアメリカとソ連。一触即発の事態に、ジャック・ライアンは自らの分析を元に単身レッド・オクトーバーを目指す。
<特典収録> 特別収録は、ジョン・マクティアナン監督によるコメンタリー、約29分のドキュメンタリー"Beneath the Surface - New Cast & Crew Interviews"、劇場予告編。コメンタリー・トラックでは、決して饒舌ではない監督が、ゆっくりとした口調で、前半は主に映画製作の技術的な要素について語り、後半は出演者についてや、小説を映画化するに当たっての問題点などについて言及している。ドキュメンタリーでは、小説家トム・クランシーを見出して映画化の権利を得るに至るまでの経過、キャスティング(当初はケビン・コスナーがジャック・ライアン候補だった)、現実の潜水艦でのリサーチ体験談、撮影時の様子などが、ジョン・マクティアナン監督、アレック・ボールドウィン、ショーン・コネリー、主要スタッフによって語られている。また、ミニチュア潜水艦にスペシャル・エフェクトを加えるILMの裏側、潜水艦のセットの様子などを含め、あまり長くはないが英語字幕付なので是非鑑賞されたい。未公開ドキュメンタリーということになっているが、中には古いインタビュー映像もあると思われる。
<画質> 前回のリリースはレターボックス収録だっただけに、今回のアナモルフィック・トランスファーは嬉しい限り。デュアル・レイヤーの本DVDは、期待通りの良質な映像に仕上がっている。色彩は鮮明で申し分なく、黒の深みと陰のグラデーションも平均点以上。最近の作品に多い、非の打ち所のないシャープな映像に見慣れてしまうとややソフトに感じるシーンもあるが、圧縮によるノイズやその他のノイズは見られず、前回のリリースから比べると格段に向上している。 字幕は英語字幕とスペイン語字幕を収録。
<音質> 音声は、英語5.1ch、英語DTS、仏語ステレオを収録。待望のDTSは作品後半でストーリーが大きく展開するにつれ、待ってましたとばかりにサラウンドの迫力が生きてくる。ヘリコプターからダラス潜水艦に飛び移るシーンや、レッド・オクトーバーがミサイルを避けて急転換するシーンで轟音のサラウンドは手に汗握る興奮度。臨場感たっぷりの音響空間を生み出す。限界こそあるものの、潜水艦の出す超低音も存在感がある。やはりこの作品はDTS音声に限る。 |
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