スタンダードDVDのリージョン・コードは日本がリージョン 2、アメリカがリージョン 1 と異なっていたのに対し、Blu-ray Disc のリージョン・コードは日本とアメリカが同じリージョン A に統一されました。
より幅広く世界の DVD と Blu-ray を鑑賞したいという方のために、リージョンフリーDVD/リージョンフリーBlu-rayプレーヤーをご用意しました。また、リージョンフリーDVDプレーヤーを所有済みで、米国盤スタンダードDVDをアップコンバートして鑑賞したいという方には、より安価なリージョン 1 /リージョン A 専用Blu-rayプレーヤーがお勧めです。
また、Blu-ray Disc 再生専用なら、リージョン A の Blu-ray プレーヤー一台で日米どちらの Blu-ray Disc も再生可能です。
選りすぐりのセレクションから、視聴スタイルに合った機器をお選びください。
従来のDVDに代わる次世代ディスクとして登場した新フォーマットディスク。
東芝などが主導するDVDの業界団体「DVDフォーラム」が承認した「HD
DVD」、また、ソニーや松下電器などが策定した「Blu-ray Disc」の異なる二つの規格が実用化されていましたが、2008年春をもって HD DVD 陣営は正式に撤退を表明、次世代ディスクは「Blu-ray Disc」方式に一本化されました。
Blu-ray Disc はこれまでのDVDよりも波長の短い青紫色レーザー光線を使用しているため、同じ直径12センチサイズで約3〜5倍の記録容量を実現。片面1層で27GB、2層で50GBの記録容量があります。
ハイビジョンやデジタル放送など高画質の映像に対応。
従来の音声仕様に加え、Dolby Digital 7.1ch以上を実現。また、次世代音声仕様であるDolby
TrueHD(8chフルレンジ)も収録できます。
Blu-ray
Discは日本とアメリカは同じリージョン A が割り当てられるため、すべての米国盤Blu-ray Discを日本のプレーヤーで再生することが可能です。
従来のDVDとの互換性
再生には Blu-ray プレーヤー等の専用機器が必要になります。Blu-ray 再生機器の多くは従来のDVDの再生も可能です。
また、Blu-ray では従来のNTSC-PALといった映像方式が使われていませんので、ヨーロッパ盤の Blu-ray Disc も日本やアメリカの各再生機器で再生が可能です。(但しリージョン制限がある場合は、再生するディスクのリージョンに対応している必要があります。)
リージョン・コード
Blu-ray Disc にはリージョン・コードが採用されますが、従来のDVDの6つの区分(リージョン1〜6)に対し、Blu-ray
Disc では3つの区分(リージョンA〜C)となります。日本とアメリカは同じリージョン A のため、日本で販売されている Blu-ray
Disc プレーヤーで、米国盤 Blu-ray Disc を再生することができます。またヨーロッパ盤リージョンオールの Blu-ray Discも再生可能です。