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第5回:不可解な米国盤リージョン


 米国盤ファンならば、一度はDVDの「リージョン」というものに疑問を持ったことがあるはず。そもそもリージョンとは、映画の劇場公開時期が国によって異なるため、アメリカで先行販売されるDVDが他の地域に流通して、各国の劇場興行収入への影響が出ることを懸念したハリウッドの映画会社が設定したものです。特に新しい作品は、米国盤DVDが発売になる時点ではまだアメリカ以外の国で未公開の場合があります。そいういった作品を米国盤DVDで先取りされてしまい、劇場興行収入が減ってしまうことを防ごうとしたのです。(DVDを海外に販売すること自体は問題はありません)

 ところで米国盤DVDのジャケットにはリージョン表記がないものが多数ありますが、本当のところは、リージョン表記があってもなくても、実際に再生してみない限り確実とは言えません。ジャケットには「1」と記してあってもリージョンオールのタイトルは多数ありますし、希に「0」(リージョンオール)となっていても、再生したら「1」限定だったという事すらあるのが現状。リージョンは世界を6つの地域に分けて、1~6までの数字が割り当てられていますが、設定のパターンも様々で、「1/2/4」や、「1/4」「1/3/4/5/6」というのはよくあるケースです。また、当初はリージョンオールだったソフトがある時期からリージョン1限定で製造されることも。極端に言えば、メーカーのセールス担当者ですら、常に確実なリージョンを知っているわけではないというのが現状なのです。

 一方、音楽業界や映画以外のジャンルでは、ハリウッドとは違って興行収入に関わりがありませんから、世界的なマーケットを視野に入れてリージョンオールのDVDソフトを多く製造しています。リージョンについてはリージョン説明もご参照ください。




     
       


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