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□ Vol. 22 □ DVDが変える!? ハリウッド映画・その3 □

 映画関係者たちがDVDの影響力を意識するにつれ、映画やDVD制作そのものも大いに変わってきてると言えるでしょう。映画監督にとっては、DVDを念頭に入れた映画作りという新しい挑戦が生まれました。ロングバージョンをDVDのみでリリースしている "The Lord Of The Rings"(ロード・オブ・ザ・リング)シリーズ、タランティーノ監督が現在企画中で、今後、複数のエディションでのDVD販売が噂される "Kill Bill"(キル・ビル)はその好例です。また、映画撮影中にDVDの特別収録を同時進行で制作したり、DVDのためのマルチ・アングル撮影を行うケースもあります。

 監督や主要スタッフ、キャストにとっては、映画の撮影が終わってもプロジェクトはまだ進行中。DVD特別映像の企画やインタビュー、コメンタリー収録などのために再結集することになります。現在も、"Dawn Of The Dead"(ドーン・オブ・ザ・デッド)のザック・スナイダー監督が、公開時にレーティングのR指定を得るため止むなくカットした重要シーンをDVDに収録すべく奔走中と伝えられています。監督によってはDVD制作に大きな発言力を持つ場合もあり、ウッディ・アレン監督が音声をモノラル収録のみに限定していたり、デヴィッド・リンチ監督が本編をチャプター別に分けることを認めないという事は以前から知られています。さまざまな人々が関わるDVD制作、それぞれの監督やキャストの個性がますます反映されていくことが予想されますから、そういった視点で楽しむのも面白いですね。ところで、最近、DVD制作が難航して話題になったTVドラマがありました。次回に続きます!

(2004/05/09)


     
       


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